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インプラントは一生もつ?(→メインテナンスで安心して長持ちさせる方法)
インプラントは「一生もの」?
「インプラントは一生もちますか?」
これは多くの患者様からいただくご質問です。保険外治療で手術を伴うため「一度入れたら一生大丈夫」「トラブルなんてないはず」と思いたくなるのも当然です。ですが実際には、適切なケアとメインテナンスを続ければ長く安心して使える治療だとご理解いただくのが正確です。
お口の中は過酷な環境
インプラントが機能するお口の中は、想像以上に厳しい条件がそろっています。
- 常に何億もの細菌が存在している
- 1本の歯に体重相当の力がかかることもある
- 冷たい水や熱いスープなど、急激な温度変化が繰り返される
- 酸味や辛味といった刺激も日常的に加わる
さらに今は100年時代。長期にわたり使い続けるからこそ、しっかりとした予防と管理が必要です。
長持ちさせる2つのポイント
インプラントを快適に保つカギは「力」と「炎症」をコントロールすることです。
- 力のコントロール
噛み合わせを整えることでインプラントへの負担を減らします。ナイトガード(就寝時のマウスピース)、定期的な噛み合わせの調整、場合によっては筋肉への注射などを組み合わせ、バランスよく管理します。 - 炎症のコントロール
歯周病と同じく細菌による炎症は大敵です。セルフケア(毎日の歯磨きやフロス)に加え、定期的なプロフェッショナルケアが重要です。さらに当院では術前にシミュレーションを行い、清掃しやすい形の被せ物を設計することで、患者様がご自身でお手入れしやすい状態を作るよう配慮しています。
身近な家族にも施術しているからこその安心
私自身、両親や親戚にもインプラント治療を行っています。身内は一生にわたって責任を持って診なければなりません。だからこそ「もし長持ちしない治療であれば、怖くて施術できない」というのが本音です。実際、メインテナンスを欠かさなければ10年20年以上、快適に使えているケースは多くあります。
まとめ
インプラントは「入れて終わり」ではなく「入れてからがスタート」です。
しかし、セルフケアと定期的なメインテナンスを続ければ、自分の歯と同じように長く安心して使える治療です。
「インプラントは一生もつのか?」という疑問への答えは――
正しくケアをすれば、十分に長く、安心して使える治療法です。